【オリックス】仮面女子の猪狩ともかが国歌斉唱 「一生忘れられない一日になりました」

スポーツ報知
始球式を行う鯖江市・牧野百男市長(左)にボールを渡す仮面女子・猪狩ともか(右)

◆オリックス―西武(31日・京セラドーム大阪)

 脊髄損傷で車いす生活になったアイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか(26)が国歌斉唱の大役を務めた。試合前にはメンバーと共にライブを行い、始球式では福井・鯖江市の牧野市長にボールを手渡した。「(復帰後)劇場以外の大舞台はここが初めて。まだ入院中ではありますが、来られてうれしいです。一生忘れられない一日になりました」と振り返った。

 この日と9月1日の西武戦は、福井・鯖江市による「めがねのまち さばえDAY」として開催され、同市の大使を務める仮面女子が来場しPR活動などを行った。

 試合前には、福井出身のオリックス・山田と吉田正が猪狩に復帰のお祝いとして、オリックス選手が寄せ書きしたユニホームと帽子、そして応援グッズの「正尚チャンスダンベル」をサプライズでプレゼント。猪狩は「一応、西武ファンなんですけれども、きょうはさばえ大使としてオリックスとライオンズの試合をたくさん応援したいと思います!」と喜んだ。

 猪狩は4月に都内で倒れてきた看板の下敷きとなり、脊髄損傷のため車いす生活に。8月26日に都内でのライブに出演し、活動再開した。9月9日には西武―ロッテ戦(メットライフ)で始球式を務める予定。

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