【中日】ビシエド、セ界新の月間47安打!イチローの日本記録にあと1で届かず

スポーツ報知
1回2死三塁、先制の左前適時打を放つビシエド

◆中日3―5巨人(31日・ナゴヤドーム)

 ビシエドがセ・リーグの頂上に立った。初回2死三塁で左前適時打を放ち、月間安打数は「47」に。村田修一(BC栃木)が巨人時代の13年8月に樹立し、自身も並んでいた「46」を超え、リーグ単独トップに立った。だが、その後の3打席は凡退。2リーグ制後の両リーグ最多、オリックス・イチロー(96年8月)の「48」に並ぶラストチャンスの9回は二ゴロに終わった。「本当にうれしいけど、負けてしまったから心から喜べないよ」と、うつむいた。

 喜べないのは森監督も一緒だ。同点の9回2死無走者、佐藤が坂本勇を空振り三振に仕留めた…と思いきや、武山の捕逸で振り逃げ。そこから3年目の抑え右腕が崩れた。巨人戦3連敗。指揮官は「これが今の状態でしょ。野手に申し訳ない」と奮闘している助っ人にわびた。(田中 昌宏)

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