【阪神】福留、連日の3安打で打線けん引 本拠で今季初の2ケタ12点

スポーツ報知
3回1死一、二塁、福留が右越え適時二塁打を放つ

◆阪神12―3DeNA(2日・甲子園)

 5カードぶりに勝ち越し、金本監督の目尻が下がった。「ベテランも若手も、はつらつとしたプレーで。スッキリした試合でした」。本拠地・甲子園では今季初の2ケタ得点となる12点で6月9日以来の連勝。相手5投手全員からの得点だった。

 3回に先制二塁打を放った福留が連日の3安打。41歳の頑張りに刺激されたのは陽川だ。ロサリオと入れ替えで中軸を任され、6回に再昇格後13打席目で初安打。7回に「感触は良かったけど、伸びが足りなかった」と飛ばした左翼への大飛球はリプレー検証で三塁打になったが、2安打3打点と十分に仕事をした。

 本塁打はなくても、3本の犠飛と内野ゴロでも小刻みに加点。伏兵・俊介にもプロ初の5打点とオマケが付いた。31試合を残し、CS圏である3位・巨人とは2ゲーム差。この流れを手放さなければ、まだ勝負ができる。(長田 亨)

野球

×