【日本ハム】先発復帰の加藤が7回2安打無失点で5勝目 「気持ち良く自分のペースで投げられた」

スポーツ報知
7回無失点で5勝目を挙げた加藤

◆日本ハム4―0西武(5日・旭川)

 日本ハムの加藤貴之投手(26)が、中継ぎから先発へ転向後、初先発となる西武戦で7回2安打無失点、6奪三振の好投で5勝目を挙げた。

 7月8日以来、約2か月ぶりとなる先発のマウンドで、リーグトップの得点数を誇る西武打線を見事に翻弄した。初回から低めへの制球力が抜群で、直球、スライダー、チェンジアップなどを投げ分けて、狙いを絞らせなかった。3回までは完全投球で4回1死から秋山に右前安打を許したが慌てることはなく、次打者の浅村を二ゴロ併殺に斬った。

 走者を二塁に進められたのは6回のみで、危なげなく7回を投げきった。試合後はお立ち台に立ち、「緊張もあったけど、全力でぶつかっていくことをしか考えていなかった。勝ててよかった。気持ち良く自分のペースで投げられた」と笑顔。栗山監督は、大一番での抜てきに応えた左腕を「本当にすばらしい投球を大事な試合でしてくれた。加藤が頑張った。その一言に尽きる」と手放しでたたえた。

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