【ソフトバンク】柳田が先制打。目標の１００打点へ前進

◆ソフトバンク―オリックス（７日・ヤフオクドーム）

　ソフトバンクの柳田が先制打を放った。初回２死三塁でフルスイングした打球はショートへの高いバウンドのゴロ。一塁までの全力疾走で適時内野安打とした。

　打率３割、３０本塁打とともに「１００打点はいきたい。プロに入って達成したことがないので」と目標に掲げる。シーズン終盤に故障した１５、１７年に９９打点に到達したが、大台はあと一歩のところで２度も逃している。足で泥臭く稼いだ打点で今季９０打点目を挙げ、一歩前進した。

　試合前のフリー打撃では右耳から右あごまでをカバーするフェイスガード付きの新ヘルメットを試した。しかし早々に従来のヘルメットに戻し「ノーグッド」と却下。ヘルメットが落ちるほどフルスイングする柳田にはガードが邪魔となり、相性が悪かったようだ。それでも、リラックスした練習が適時打につながった。