【西武】浅村、V打で逆転勝ち 2度目の打点王へ105打点で独走

スポーツ報知
7回2死二塁、浅村が勝ち越しの左前適時打を放つ

◆西武10―4ロッテ(7日・メットライフドーム)

 気持ちがこもっていた。浅村の力強い打球が左前へと転がった。「とにかく勝ちたいと思って打席に入った」。同点の7回2死二塁。3番手・松永の内角直球をはじき返し、勝利を呼ぶ勝ち越し打を放った。

 4点リードの8回にも犠飛。これで105打点とし、この日1打点をマークした2位・山川と7打点差。「打点を挙げてチームを勝たせられるようにしたい」。110打点を挙げた13年以来、自身2度目の打点王へ向かって独走している。

 浅村の勝ち越し打に触発され、8回に“獅子おどし打線”が爆発。打者一巡の猛攻で一挙5点を奪い、試合を決めた。辻監督は「久々に集中打というか、本当にいい形でつないでくれた」と満面の笑みだ。

 2位・ソフトバンクが敗れたため、ゲーム差は5に広がった。お立ち台で主将は「必ず優勝したい」と大声援を浴びながら声を張り上げた。(小林 圭太)

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