【DeNA】2年目の細川、今季初スタメン初打席で先制打

スポーツ報知
2回1死一、三塁、中前への先制適時打を放つ細川

◆広島―DeNA(11日・マツダ)

 今季初めて1軍登録され、初日から7番・右翼で先発起用された細川成也外野手(20)が、2回の第1打席でいきなり先制適時打を放った。

 1死一、三塁の好機で巡ってきた今季初打席。カウント1―1から内角へのカットボールをライナーで中前に弾き返した。ベンチの起用に応えた若き大砲候補は「ランナーをかえすことだけを考えて、打席に向かいました。タイムリーになりうれしいです」と笑顔を見せた。

 昨年はルーキーながらCS、日本シリーズにも出場。しかし、今季は開幕1軍に残れず、イースタンでも79試合で120三振と粗さが目立った。だが、6月下旬から約1か月間、2軍戦出場も見送って打ち込んだことで「低めのボールが見極められるようになった」と復調。イースタンでは直近の5試合で21打数10安打の好成績で1軍昇格のチャンスをつかんだ。

 4回の第2打席でも中前打を放ってマルチ安打。期待の新星が逆転Aクラスへの起爆剤となりそうだ。

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