【DeNA】守護神山崎、9月初セーブ 2年ぶり30Sに王手

スポーツ報知
9回2死一塁、松山を二ゴロに仕留めてゲームセットとなり嶺井とタッチを交わす山崎

◆DeNA5―4広島(11日・マツダ)

 DeNAの山崎康晃投手(25)が、1点リードの9回を無失点に抑えて今季29セーブ目。2年ぶり3度目の30セーブ到達に王手をかけた。

 7、8回に中継ぎ陣が失点を重ね、5―4と1点差に迫られて迎えた9回のマウンド。先頭の菊池に四球を与えたが、丸を三振、鈴木を二邪飛、松山を二ゴロと、クリーンアップを封じ込んで勝利の瞬間を迎えた。

 9月に入って4試合目の登板で初めてのセーブ。3戦とも4点以上のリードでセーブのつかない局面だったが、うち2戦で失点するなど安定感を欠いていた守護神。「何かを変えたりできる器用な投手ではないので、悪い時の反省を生かしながら100%の準備をすることを心がけた。勢いのある投球ができたと思う」と、先頭打者を出しながらもしのいだ13球を振り返った。

 広島・中崎、阪神・ドリスと並んでリーグトップの29セーブ目。大台到達には「数字は結果としてついてくるものなので意識しない」とクールだが、「僕が投げて締めるという試合を、これからも1つでも多く迎えたい」と、逆転Aクラスにつながるセーブ量産を誓った。

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