【オリックス】福良監督、球団の来季続投要請を保留していた

スポーツ報知
今季初勝利の東明(右)と握手を交わす福良監督

 オリックスの宮内義彦オーナー(83)が12日、福良監督の去就について「順位確定まで。順位が決まればシーズンが確定したみたいな感じでしょう。(それまで)私は何も申し上げません」と明言を避けた。一方で、球団は福良淳一監督(58)の続投を来季の基本方針としていることが分かった。

 9月に入り、水面下で福良監督に対して来季の続投を要請。主軸の吉田正やセットアッパーの山本ら若手の台頭を評価してのものだが、福良監督は結論を保留しているもようだ。

 残り16試合でクライマックス・シリーズ進出圏内の3位日本ハムとは9・5ゲーム差。だが、A、Bクラスは判断材料にせず、湊球団社長が話す「チームについては中長期的に見ていくことが重要」という考えから、チーム再建には続投要請が最適と判断されたようだ。今後については、シーズンに全力を傾けている福良監督が出した結論に委ねられる。

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