【DeNA】後藤 引退会見で明かす 松坂の言葉に泣いた

スポーツ報知
引退会見の席に着く後藤(左)と加賀(カメラ・中島 傑)

 DeNA・後藤武敏内野手(37)、加賀繁投手(33)が14日、横浜市内の球団事務所で引退会見を行った。

 横浜高で松坂(中日)とともに98年に甲子園春夏連覇を達成した後藤は「高校の時一回、真剣勝負をして直球と言われて、1球もバットにかすらなかった。今年一緒のリーグになって対戦出来るかと自分の中で期待していた」と悔しそうな表情を浮かべた。

 松坂は13日の阪神戦(甲子園)で38歳の誕生日に6勝目を挙げた。試合後に「僕はもう少し頑張るという決意表明」とのコメントを後藤はテレビのニュースで見たという。

 後藤は「バースデー勝利おめでとう、とLINEはしました。ニュースでしゃべっている姿を見た時に少し涙が出てきた。本当にありがたいこと。対戦したいけどできてもできなくても、昨日(13日)の松坂の気持ちで十分です。本当にうれしかったです。(松坂)世代の一人としていられるのは幸せなこと」とすがすがしい表情を浮かべていた。

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