【日本ハム】試合前にビデオメッセージ「今日を復興へのプレイボールに」

◆日本ハム―オリックス（１４日・札幌ドーム）

　日本ハムは北海道胆振（いぶり）東部地震後、初の本拠地開催となる１４日のオリックス戦前に選手全員によるビデオメッセージを放映した。約１分ほどの動画は鎌ケ谷で撮影されたもの。選手会長の中島卓也内野手、主将の中田翔内野手のメッセージが流されるとスタンドからは拍手が沸き、その後、被災者に黙とうが捧げられた。

　メッセージは以下の通り。

　中田「９月６日に発生した平成３０年北海道胆振東部地震で被害に遭われた皆さまへ、謹んでお見舞い申し上げます」

　中島「このような状況にも関わらず、本日は試合に足を運んでいただき感謝いたします。チームを代表して、御礼申し上げます」

　中田「北海道のファンの皆さまの大きな温かさに包まれ、このグラウンドでまたプレーできる幸せを今、全員でかみ締めています」

　中島「震災から一丸となって立ち上がろうとする道民の皆さまの姿、手を取り合って復興へと力強く前を向く姿勢。今、私たち全員の胸に深く刻まれています」

　中田「北海道日本ハムファイターズの一員であることを、みんなが改めて誇りに思っています」

　中島「皆さまと心を１つにして『ＨＯＫＫＡＩＤＯ　ＰＲＩＤＥ』を胸に秘め、そして背負い、全力でプレーすることをここに約束いたします。みんなで、一緒に乗り越えていきましょう」

　中田「微力ではありますが、今日を復興へのプレイボールとすることを誓います」