【日本ハム】鶴岡が勝ち越しの中前打

スポーツ報知

◆日本ハム―オリックス(14日・札幌ドーム)

 鶴岡が勝ち越しの中前適時打を放った。1点を追う4回。押し出し四球で同点に追いつき、なおも1死満塁の好機。中前にはじき返して逆転に成功した。

 「よっしゃあ!」。一塁ベース上で鶴岡が叫んだ。カウント1ボールからの2球目。内角の148キロにバットを振りきった。詰まりながらも打球は中前へ。三塁走者をかえすタイムリーになった。

 気合が違った。6日に発生した北海道胆振(いぶり)東部地震の後、初の札幌ドームでの試合。1回終了時には鶴岡のビデオメッセージが大型モニターで放映された。その中で「私たちのプレーやファイターズの勝利が少しでも北海道にとって明るい話題となるように頑張ります。今日からまた皆で一緒に頑張っていきましょう」と話したベテラン捕手。有言実行の一打で流れを自軍に持ってきた。

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