【西武】1イニング4三振も3点先取 栗山2点二塁打

スポーツ報知

◆西武―ソフトバンク(15日・メットライフドーム)

 3・5ゲーム差の2位・ソフトバンクとの直接対決第1ラウンドで、西武がソフトバンク・千賀から初回に1イニング4三振を喫しながらも、5番・栗山巧外野手(35)の2点二塁打などで3点を先制した。

 見逃し三振に倒れた先頭の秋山に続き、2番・源田も1ボール2ストライクからワンバウンドのフォークを空振りしたが、捕手が後逸して振り逃げ(記録は三振と暴投)。浅村の内野安打と山川の死球で満塁となり、続く栗山の4球目に千賀が2つめの暴投でまず1点。直後の5球目を栗山が左中間へ運び2点を加えた。内角にやや詰まりながらも中堅・柳田のグラブの先をかすめるように抜けた当たりに、ベテランは「走者を返せてよかった」とほほ笑んだ。

 さらに1死二塁の好機が続いたが、中村と森はいずれも空振り三振。1イニング4三振の珍記録と同時に、スコアボードには幸先のいい3点が刻まれた。

野球

×