【阪神】大山、史上20人目1イニング2発!6の6
スポーツ報知

◆DeNA4―20阪神(16日・横浜スタジアム)
盆と正月にクリスマスまで来たような大爆発だ。大山がフリーバッティングのように快打を連ね、2リーグ分立後の両リーグタイ記録となる1試合6安打。1イニング2発はプロ野球タイ記録。1試合で3本塁打、7打点はすべて自身初とド派手に暴れ回った。
3回1死で勝ち越し7号ソロ。さらに2死一塁で2ランを放ち、1イニング9点の猛攻を締めた。8回も先頭で安打し、1死一、二塁で3ラン。2度目の1イニング2安打で再び9得点を演出し、打線を4年ぶりの20得点に到達させた。
3発はいずれも左翼席へ。3月の侍ジャパン・豪州戦でともに戦ってすごみを実感した筒香の頭上を越えた。「たまたまです。頑張ります」。慢心のないコメントは照れ隠しか、謙虚さの表れか。金本監督は「どんどん勘違いして。自分を高揚させるっていうかね。油断はアカンけど、自信にしてほしいね」と褒め上げた。
9月は12試合で50打数23安打、打率4割6分。新人だった昨年の7発を一気に超えた。不振で2軍落ちも経験した2年目、CS進出争いの佳境で大まくりだ。