【阪神】陽川一時勝ち越し打も…虎サヨナラ負けで最下位逆戻り

スポーツ報知
8回1死二塁、適時三塁打を放つ陽川

◆DeNA6x―4阪神=延長10回=(17日・横浜)

 阪神・陽川尚将内野手(27)が3―3の8回1死二塁から一時勝ち越しとなる右中間への適時三塁打を放った。1ボール2ストライクと追い込まれながら、3番手・パットンの150キロ直球を捉え、減速することなく、一気に三塁を陥れた。「チャンスだったんで。追い込まれてましたし、しっかりコンパクトに打ち返そうとしました」。6回の第3打席では、2番手・三上から左腹部付近へ死球を受け顔をゆがめたが、フル出場し、試合後も「大丈夫です」と即答した。

 試合は、2イニング目に入った藤川が8回2死、宮崎に左翼ポール直撃の同点ソロを浴びると、延長10回2死一塁でドリスが、ソトに2ランを浴びてサヨナラ負け。金本監督も「やりようがないですね。勝ちパターンを出して負けたんですから」と自慢のリリーフ陣5人を惜しみなく投入したが、最後は力尽きた。

 16日は4年ぶりの20得点で大勝したが、勢いに乗れず、1日で最下位に逆戻り。クライマックスシリーズ進出を争う3位・巨人との1・5ゲーム差もなかなか縮まらない。

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