【阪神】13年連続V逸決定

スポーツ報知
1回に6失点し、ベンチで呆然とする金本監督(右)

◆ヤクルト9―4阪神(19日・神宮)

 阪神はヤクルト戦に敗れ、13年連続のV逸が決定した。残り19試合に全勝しても、広島の勝率を上回る可能性がなくなった。

 先発の岩貞が初回に6失点と試合をつくれず、ヤクルト戦は7連敗。直接対決を3試合残し、自力2位も消滅した。

 今季は金本監督の3年目。1年目が4位、2年目が2位で、優勝を強く意識したシーズンだった。沖縄・宜野座キャンプの打ち上げでは、「優勝と軽く言うものではないと思っていますけど、過去3年の中で一番強い。優勝に向かってやっていきたい」と、大きな手応えを感じていた。

 誤算だったのは投打のキーマンだ。不動の4番を期待していたロサリオは、打率2割4分2厘、8本塁打で8月27日に2度目の登録抹消となった。先発の柱として、3年ぶりの2ケタ勝利が期待された藤浪も、ここまで3勝止まりと苦しんでいる。

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