「10・11」に2球団が並んだ場合の優先順…(1)勝利数(2)当該球団間の勝率(3)前年度順位

スポーツ報知
巨人・高橋監督(中央)

 セ・リーグは20日、9月21日にヤクルト・巨人戦(神宮・18時)、10月9日に阪神・巨人戦(甲子園・18時)を組み込んだ。阪神は9月26日から10月9日まで14連戦となった。CS出場チームは最終順位ではなく、CS開幕2日前(10月11日)の順位で決まる。今後、中止が重なった場合はBクラスのチームがCSに出場し、日本一となる珍事も現実味を帯びてきた。

 セの杵渕和秀統括は「11日までの全日程消化が一番」と切望したが、今季中止が相次いだ阪神には事実上、10月10日と11日しか日程の余裕がない。セはダブルヘッダー開催提案を選択肢に入れている一方、阪神は安全面などの理由から開催は困難としている。セのCS争いは大激戦となっており、さらに中止が増えれば“AクラスでもCS不出場”や“Bクラスから日本一”といった前代未聞の現象が起こり得る。

 また、「10・11」時点で2球団の勝率が並んだ場合は、アグリーメントの順位決定方法の基準によって出場球団を決める。勝利数、当該球団間の勝率、前年度順位―の優先順となる。CS当該球団以外の未消化試合は、CSと並行して行うこともある。

野球

×