【阪神】移動4時間、中断1時間…、日付またぎの消耗戦制す

スポーツ報知
広島・阪神戦は中断と再開を繰り返した

◆広島4―5阪神(20日・マツダスタジアム)

 阪神が移動日なしの敵地の広島戦で、日付をまたぐ雨中の消耗戦を制した。3位・巨人に1ゲーム差、5位・中日にゲーム差なしに迫った。

 阪神ナインは東京の宿舎を午前8時前に出発し、新幹線で約4時間かけて広島に移動した。試合前から雨が降り続ける中、午後6時開始予定のゲームは、1時間9分遅れのプレーボール。計2度、1時間14分の中断を挟み、ゲームセットは日付が変わって午前0時3分だった。

 1点差の接戦を逃げ切った金本監督は「久々の午前様ですな。勝ったのが何よりですね。本当に」と、疲労感を漂わせながらの笑顔。「試合が1時間遅れて、中断も1時間越えた。記憶にない。何より選手にケガがなかったのがすべて。捻挫するとか、ピリッとするとか、手をつくとか。それがなかったから。それだけでヨシとして、次に勝ったことですね」と、福留ら故障者が続出しているだけに、グラウンドコンディションが悪い中、さらなるアクシデントがなかったことを喜んだ。

 チームのバスが球場を後にしたのは、午前0時18分だった。

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