【広島】今季37度目逆転勝ちで、マジック3 最短胴上げは23日

スポーツ報知
マジックを3とし、ナインをハイタッチで迎える広島・緒方監督(中央)ら

◆広島7―3阪神(21日・マツダ)

 今季37度目の逆転勝ちで優勝マジックを3とし、最短の胴上げは23日となった。

 3回に3点を先制されたが、5回無死満塁から田中の右犠飛で1点。続く菊池の遊ゴロの間に1点を加えた。「最低限の仕事ができてよかったです」と田中は控えめに喜んだ。

 さらに7回2死一、三塁から鈴木の左前適時打で同点に追いつくと、続く松山の遊撃への痛烈な打球が相手失策を呼んで勝ち越しに成功した。「同点につながるヒットを打てて良かった」と鈴木も安どした。

 8回には途中出場の新井が、1死二塁から右翼へ適時三塁打を放つなど、この回3点を奪って試合を決めた。

 先発の野村は5回3失点で降板も、アドゥワ、一岡、フランスワ、中崎が無失点でつないだ。15試合連続0封で5勝目を挙げた一岡は「一試合一試合です」とナインの気持ちを代弁するように、うなずいていた。

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