【楽天】アマダーへ制裁処分確定

　日本野球機構（ＮＰＢ）は２１日、禁止薬物の摂取で６か月の出場停止処分を科した楽天のジャフェット・アマダー内野手（３１）の異議申し立てに対して、制裁処分が確定したことを発表した。８月９日に処分を科されたアマダーは４日に弁明の機会が与えられていた。

　楽天の安部井統括本部長は札幌市内で取材に対応し、球団として科していた自宅謹慎を１６日にメキシコに帰国したため現地での自宅謹慎に切り替え、罰金も科したことを発表。来季の契約は今後のさらなる原因究明をしてから判断する見込みで「現時点で来季契約するかしないかは、明言はできない」とした。

　アマダーは現役続行の意思を示しているといい、１０月から始まるメキシコでのウィンターリーグにも参加する可能性もあるという。また、楽天はチームで管理するサプリメントなどを再調査したが、禁止薬物が含まれるものはなかったことも発表した。