【ロッテ】福浦、2000安打の次の目標は…「井口監督をマリンで胴上げしたい」

スポーツ報知
通算2000安打を達成した福浦は、涙ぐみながら会見に臨んだ

◆ロッテ3―5西武(22日・ZOZOマリン)

 ロッテ・福浦和也内野手(42)がプロ野球52人目の通算2000安打を達成した。試合後の会見では達成時の思いや、来季への思いも惜しみなく語った。

 ―今の気持ちは

 「やっぱり大勢のファンの前で、このZOZOマリンで打てたのがうれしいです」

 ―金字塔を立てた実感は

 「花束をもらったときとか、みんなにお祝いしてもらったときは実感が湧きました」

 ―プレッシャーもあったのでは

 「僕自身はないと思っていたんですけど、やっぱり毎回、毎回声援がすごくて、ちょっとはプレッシャーになったと思います」

 ―同点の8回で迎えた打席の思い

 「延長にならなかったら、最後の打席になるかもしれなかったですし。相手も西武戦でしたし、同級生の松井稼頭央君もいたんで、その前で達成したかったのもありましたし。やっぱり、今日これだけたくさん見にきてもらったので、あの打席で決めたいという、もう1打席目から決めたい気持ちはあったんですけど。なかなか打てなかったですから。最後に打ててよかったです」

 ―松井選手から花束を受けて笑顔だった

 「同期入団でやってきて、最年長野手で頑張ってきましたから。同級生の前で決めたい思いもありましたし。最初は花束を持っていけないと聞いていたんですけど、来てもらったので、喜びも倍増です」

 ―チームメートの出迎えもあった

 「昨日くらいからファームの根元とか岡田とか荻野とか金沢とか、みんな見に来てくれましたし。そういう人の前で打てたのもよかったなと思います」

 ―本拠地で達成できたことに関して

 「監督もずっとZOZOマリンで、と言われていたので。僕自身も今週で決めたい気持ちはあったんですけど。なかなかヒットを重ねられず。今週が最後だったので、何とか今日決めたい思いもありました」

 ―改めてファンの存在は

 「これだけいつも温かくたくさん、どんなときでも応援してくれるので。僕の中では力になっていると思いますし。あれだけのファンの人の前で打てたのは僕の中では本当にうれしかったです」

 ―プロ25年目での達成

 「まさかここまでこられると思っていませんでしたけど。球団、監督、コーチのみなさんが後押ししてくれて、選手のみんなもそうですし、裏方さん、トレーニングコーチ、いろんなたくさんの人に支えられて達成できたと思います」

 ―2000本という数字について

 「正直、2000本は厳しいと思っていましたし、ここまでやれると思っていなかった。ここまで野球を続けさせてくれた球団とか感謝したいです」

 ―近年はけがもあった中で突き動かしたものは

 「いろんな人の支えですね。監督、鳥越ヘッド、コーチのみんな、チームメートもそう。ファンの2000本という期待のためにも、気持ちというか、気力という感じでやっていました」

 ―打席で大切にしていたこと

 「毎試合大事だったんですけど。プロ4年目で初めて1軍に上がってから、ここまで1打席も無駄にしないでやってこられた結果だと思います」

 ―印象に残る1本は

 「やっぱり今日ですかね。僕の中でホッとしたというか。プロ2打席目で初安打を打ったときもそうでしたけど、これだけみんなが喜んでくれたというのは今日だと思います」

 ―今後の目標は

 「やっぱり井口監督を何とかマリンで胴上げしたい。僕自身もやっぱりここマリンでファンのみなさんの前で胴上げしたことないですし、マリンで胴上げしたいという思いはあります」

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