【阪神】格安クリーンアップで最下位脱出 金本監督「若いやつら。非常に頼もしかった」

2018年9月23日7時0分  スポーツ報知
  • 3回1死一、二塁、3ランを放った中谷(左)に喜ぶ金本監督(後方)

 ◆広島4―13阪神(22日・マツダスタジアム)

 飛車角落ちでも心配無用だった。監督通算200勝の節目に達した金本監督は、思ってもみなかった猛打に「この球場で広島が相手。ほんとに何点あってもいいと思っていた」と笑顔。コストパフォーマンス抜群の格安打線が18安打13点を叩き出し、6日ぶりに最下位からチームを脱出させた。

 先発の藤浪を除き、年俸1億円を超えるスタメン野手はゼロ。右太ももの張りを抱える福留に加えて右足不安の糸井も外れ、大山、陽川、伊藤隼の「計5150万円クリーンアップ」で苦境に立ち向かった。2回に3点を先制し、3回は打者12人で6点。3800万円で“最高給”の中谷が3か月ぶりとなる4号3ランを放つなど、序盤で一気に試合を決めた。

 右翼に入った伊藤隼も3安打で糸井の穴を埋めれば、ナバーロも3安打1打点。「福留さん、糸井さんはすごく大事で欠かせない。(2人が不在でも)自分たちがやるべきことを、しっかりやることが大事」と胸を張った。3月の開幕戦には4億円の鳥谷や3億4000万円のロサリオが豪華に並んだが、この日の4番・陽川は850万円。1軍最低年俸(1500万円)に届かなくても、2死球で出塁するなど戦力として機能している。

 3連覇目前の広島に3カード連続で勝ち越し。金本監督は「若いやつら。見ていて、非常に頼もしかった」と褒め上げた。福留は先発復帰目前で、糸井も大事には至らないもよう。1・5差ゲーム差で追う3位・巨人との2連戦(甲子園)に向け、ハングリーな若手が弾みをつけた。(長田 亨)

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