【日本ハム】今季13度目零封負け 24日にもリーグV消滅 

スポーツ報知

◆ソフトバンク2―0日本ハム(23日・ヤフオクドーム)

 日本ハムは今季13度目の完封負けを喫した。先発・マルティネスが7回1失点と粘投するも、打線が沈黙。首位・西武との差が11ゲームに開き、24日にもリーグ優勝の可能性が完全消滅する。

 栗山監督は黒星の味をかみ締めた。「誰がではなくて、勝ちきれなかったのはこっちの責任」。先発・マルティネスは毎回走者を背負いながらも、持ち味を発揮したが、打線が沈黙した。

 右腕の熱投に応えられなかった。「マルちゃんらしかったね。なんとかしたいって思いがさ」。4回に先頭・中村晃の一塁ファウルゾーンの飛球を、全力疾走で捕球しに行った右腕の姿を引き合いに出し、「そういうところも含めて勝たせてあげたかったから、引っ張ったけど…。申し訳ない」と謝った。

 初顔のミランダを打ちあぐねた。7回途中まで登板した左腕からヒットは、近藤の内野安打のみ。2点を追う9回には4番手・森から1死二、三塁の好機を作ったが、あと1本が出ず。4投手に内野安打2本に封じられた。24日に西武が楽天に勝つか、日本ハムがソフトバンクに負けると、リーグ優勝の可能性が完全に消滅する。 2位を争うソフトバンクとのゲーム差も5に広がる手痛い敗戦となった。

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