【ソフトバンク】大竹、7回途中無失点で3勝目「しっかり体を休ませたことが良かった」

スポーツ報知

◆ソフトバンク2―1日本ハム(24日・福岡ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは先発・大竹耕太郎投手(23)が6回1/3を3安打無失点で3勝目。6連勝として首位・西武との6ゲーム差をキープした。工藤監督は「(大竹は)向かっていく気持ちが強い中で冷静だった」とたたえた。

 3回まで毎回、先頭打者に安打を許したが、2つの併殺などで無失点でしのいだ。打線は0―0の5回、松田宣が左翼テラス席に決勝の28号2ランをたたきこみ接戦を制した。

 大竹は前回登板の16日の西武戦(メットライフ)で2回途中8失点でKO。首位攻防戦でプロ入り初黒星を喫した。「練習をし過ぎて試合当日に体が動かなかった」と反省。「休む勇気」を意識し疲労回復に努めた。「前回、チームに迷惑をかけた。しっかり体を休ませたことが良かった。最後まで疲れることなく投げることができました」と球のキレが落ちなかった。

 2017年育成ドラフト4位で入団。2軍での活躍が認められ、7月29日に支配下登録されると先発ローテを任された。「苦しい時にどれだけテンポ良く投げられるか。失敗した後に対策をして臨めている」と急成長を遂げた。逆転Vへ一丸となるチームを育成出身のルーキー左腕が鼓舞する。

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