【阪神】判定覆り、NPBに意見書へ

スポーツ報知
7回無死二塁、協議をする審判団(左は阿部)

◆阪神0―0巨人=延長12回規定により引き分け=(24日・甲子園)

 阪神は24日の巨人戦(甲子園)での判定について、日本プロ野球機構(NPB)に意見書を提出することを決めた。谷本球団本部長が「見解をただしたい」と明かした。

 7回無死二塁、橘高一塁塁審は、阿部の一塁へのライナー性の打球をナバーロがノーバウンドで捕球したとアウトを宣告。ナバーロは飛び出した二塁走者・岡本を殺そうとしたが、悪送球で三塁への進塁を許した。直後に巨人・高橋監督がベンチから出ると、審判団が協議。ショートバウンドでの捕球と判定は覆り、無死一、三塁から再開された。

 阪神・金本監督は「ノーバウンドに見えた」と抗議し、リクエストを要求したが、審判員(塁審)より前方の打球(内野手より前方の打球)は同制度の対象外となっていることを理由に、リプレー検証は行われなかった。責任審判でもある橘高塁審は「ノーバウンドに見えたのでジャッジしたが、そうでないと正面から(見た審判)の声があった。(金本監督には)リクエストはできませんと話した」と説明した。

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