【広島】丸の38号も空砲…8回、フランスアがロペスに決勝弾浴び黒星

スポーツ報知
8回に勝ち越しを許しベンチで厳しい表情の緒方監督(カメラ・馬場 秀則)

◆広島3―5DeNA(25日・マツダスタジアム)

 優勝マジック1で迎えた広島は新井の犠飛、丸の38号ソロなどでいったんは同点に追いつく粘りを見せるも、意地をみせるDeNAの前に連敗した。

 2点を追う5回、先頭の会沢がDeNAの2番手・エスコバーから左中間二塁打を放つと、1死後、先発・中村祐の代打として、今年で引退を決めている新井が登場。高々と中犠飛を打ち上げて1点を返した。

 その後、DeNAに1点を追加され1―3で迎えた6回。先頭の丸がDeNA4番手・今永のスライダーをとらえ、筒香と並びホームランダービー・トップに立つ38号ソロを右翼席中段にたたき込んだ。続く鈴木が左前打で続くと、松山が右翼線三塁打。鈴木が長駆生還し同点に追いついた。

 3―3の同点で迎えた7回1死後、田中が今永のスライダーをとらえ、左前打で出塁。菊池は三振も丸が右前打で2死一、三塁とした。ここでDeNAは今永からパットンにスイッチ。4番・鈴木が四球を選び満塁に。しかし、松山は遊ゴロに倒れた。

 8回、イニングまたぎの三番手・フランスアが1死後、筒香に四球、続くロペスに左翼席ぎりぎりに飛び込む24号2ランを浴び、2点を勝ち越され、そのまま敗れた。

 広島の敗戦決定の時点で2位・ヤクルトは延長10回に勝ち越し、中日を3点リードしている。

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