【ロッテ】“育成の星”岡田と大隣が引退発表…26日に会見

スポーツ報知
引退を表明した岡田

 ロッテは25日、岡田幸文外野手(34)と大隣憲司投手(33)の今季限りでの現役引退を発表した。26日にZOZOで会見を行う。

 岡田は俊足と幅広い守備範囲を武器に2011、12年と2年連続でゴールデン・グラブ賞を受賞するなど活躍。近年は打撃不振に陥り、16年途中から57打席連続無安打中。通算2496打席連続本塁打なしは日本記録だ。

 岡田は球団を通じて「本当に幸せな野球人生でした。育成で拾ってもらって、ここまで野球をやらせていただいたことを今後の人生においてプラスにしていきたいと」とコメントした。

 大隣はソフトバンク時代の12年に自己最多となる12勝を挙げるなど、先発として活躍。しかし、13年に国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」を発症。手術を受け、14年は日本一に貢献したが、17年に戦力外となり18年ロッテにテスト入団し、今季は1試合に登板(1敗)しただけだった。

 ◆岡田 幸文(おかだ・よしふみ)1984年7月6日、栃木県生まれ。34歳。作新学院高から全足利クラブに進み、08年育成6位でロッテ入団。09年3月に支配下選手登録。通算成績は909試合で打率2割5分4厘、0本塁打、119打点、141盗塁。177センチ、70キロ。左投左打。年俸3140万円。

 ◆大隣 憲司(おおとなり・けんじ)1984年11月19日、京都市南区生まれ。33歳。京都学園高から近大に進み、2006年大学・社会人ドラフト希望入団枠でソフトバンク入り。17年に戦力外通告を受け18年にロッテにテスト入団。通算成績は140試合に登板し52勝49敗、防御率3・36。年俸1000万円。

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