【ヤクルト】勝負強いドラ6宮本!延長10回満塁で貴重2点打

スポーツ報知
10回2死満塁、宮本が2点適時打を放ち一塁へ駆け出す

◆中日4―7ヤクルト=延長10回=(25日・ナゴヤドーム)

 “ヤクルト・宮本”の勝負強さは受け継がれていた。延長10回に野選で1点を勝ち越し、なお2死満塁で代打起用されたドラフト6位ルーキーが左前へ価値ある2点適時打を放った。塁上でガッツポーズ。「ベンチを見たら、喜んでくれていたのでうれしかったです」と笑顔を見せた。

 打撃には定評があり、8月中旬から1軍定着。代打に限れば12打数4安打、4打点と結果を残している。8月末にマツダでティー打撃を行っていると、横にいた石井打撃コーチにあいさつに訪れた広島・鈴木と初対面。「(同コーチに)同じ目の形と言われました」。やや垂れ目が同じ強打者の体格にただただ驚いた。

 チームは9回に2点差を追いつき、37度目の逆転勝ち。9回の総得点は73得点と粘り強さはハンパない。「小さいチャンスを生かしていければ」。26日からはV目前の広島と敵地3連戦。こんな新人も躍進を支えている。(田島 正登)

野球

×