【広島】緒方監督「ファンのみなさん3連覇。リーグ優勝おめでとうございます」

スポーツ報知
新井とハイタッチする緒方監督(カメラ・保井 秀則)

◆広島10―0ヤクルト(26日・マツダスタジアム)

 広島が、3年連続9度目のリーグ優勝を決めた。マジック「1」で迎えたマツダスタジアムでのヤクルト戦に勝利し、緒方孝市監督(49)が、就任4年目にして本拠地で初めて胴上げされた。本拠地での優勝決定は1991年以来、27年ぶり。リーグ3連覇は球団史上初。リーグでも2012年から14年に達成するなど5度ある巨人以外では初めての快挙となった。

 緒方監督は、リーグ優勝インタビューで「昨年ここで優勝のチャンスがあって、それを逃してしまって、今年はマツダで絶対に優勝を決めるんだと選手もチームが全員そういう思いで今日は(試合に)臨みました。ファンのみなさん3連覇。リーグ優勝おめでとうございます」と真っ赤に染まったマツダスタジアムのカープファンと喜びを分かち合った。

 マジック「1」から2連敗と足踏みしていたが、この日の試合では「松山の目の覚めるファインプレーで始まって、(打線も)初回から5点。九里がナイスピッチング。安定した戦いが長く続かなかったので苦しかった。自分たちのやる野球を1試合1試合積み重ねた」とシーズンを振り返り、日本一に向けて気持ちを引き締めた。

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