【中日】浅尾、「悔いは本当にないです」引退会見で

スポーツ報知
清々しい表情で引退会見を行った中日・浅尾

 今季限りでの引退を決断した中日・浅尾拓也投手(33)が26日、ナゴヤDで引退会見を行った。太く短い野球人生を「悔いは本当にないです」と振り返り、16日の巨人戦(東京D)で3失点して「これくらいなのかな」と限界を悟ったことを明かした。29日の阪神戦(ナゴヤD)で引退登板する。

 11年にMVPを獲得した功労者に球団は「球団に残って何らかの形で力を貸してほしい」(西山球団代表)と1、2軍は未定ながら投手コーチ就任を要請。本人は回答を保留している。

 ◆浅尾 拓也(あさお・たくや)1984年10月22日、愛知・知多市生まれ。33歳。常滑北高(現・常滑高)から日本福祉大を経て、06年大学・社会人ドラフト3巡目で中日入団。10年、プロ野球記録の25試合連続ホールドポイント(HP)、47ホールド。11年も52HPで2年連続最優秀中継ぎ投手を獲得し、MVPとゴールデン・グラブ賞。182センチ、78キロ。右投右打。既婚。年俸5600万円。

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