【阪神】甲子園29年ぶりダブルヘッダーも 14連戦初日雨で中止

スポーツ報知
水浸しとなった甲子園球場

◆阪神―DeNA=雨天中止=(26日・甲子園)

 強行日程に苦しむ阪神が残り試合でダブルヘッダーを行う可能性が26日、浮上した。14連戦のスタートとなるはずだったDeNA戦(甲子園)が雨天中止となり、セ・リーグから実現可能かどうかを打診された。谷本修球団本部長は「営業担当が検討することになるでしょう」と説明した。

 この日の追加日程は10月10日に組まれることが有力。CS出場チームは、開幕日の2日前にあたる11日時点での順位をもって確定するため、今後2試合以上が中止になれば、CS出場チームが決定後に未消化試合を行うか、その時点でシーズン打ち切りの可能性もある。

 これまでも甲子園でのダブルヘッダーについて、NPB側へ開催困難と通知している。観客の入れ替えなど、安全面を考慮した判断だったが、再検討となる。谷本本部長は「どういうやり方ができるのか。定かではないですが」と慎重な姿勢を崩さなかった。

 チームは残り14試合で3位まで2・5ゲーム差。金本監督は「早めにというか、どんどん。全部勝ちにいってますから。必死で」と早い段階でのAクラス浮上を誓っているが、週末に台風24号が接近するなど天候への不安は消えない。甲子園でダブルヘッダーなら89年の大洋(現DeNA)戦以来、29年ぶりとなる。

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