【広島】緒方監督に続投要請 球団幹部「ずっとやってくれ、と言いたい」 

スポーツ報知
祝勝会でビールかけに参加した緒方監督

◆広島10―0ヤクルト(26日・マツダスタジアム)

 広島が、緒方孝市監督(49)に来季続投を要請する方針を固めていることが26日、分かった。球団は、2年目のアドゥワや育成出身のフランスアら若手や新戦力を使いながらチームを3連覇に導いた手腕を高く評価。球団幹部は「2軍から上がってきた選手をうまく使っている。采配は毎年成長している」と称賛し、シーズン終了後にも要請する見通しだ。

 来季は就任5年目だが「生真面目にやってくれて、フロントのことも理解している。そういう監督は貴重。ずっとやってくれ、と言いたい。当分の間、やってもらえればありがたい」と同幹部。6年目を迎えれば、1975年5月から85年まで指揮した古葉竹識元監督以来の長期政権となる。

 ◆緒方 孝市(おがた・こういち)1968年12月25日、佐賀県生まれ。49歳。鳥栖高から87年のドラフト3位で広島入団。俊足強打の外野手として鳴らし、95年から3季連続盗塁王、同年から5年連続でゴールデン・グラブ賞に輝いた。通算1808試合で打率2割8分2厘、241本塁打、725打点、268盗塁。2009年限りで引退した後は野手総合、守備・走塁、打撃コーチを歴任し、15年から監督。今年8月4日に監督通算300勝を達成した。181センチ、80キロ、右投右打。家族はかな子夫人と1男2女。

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