【楽天】池山隆寛2軍監督「ベテラン脅かせ」2軍5位で全日程終了…一問一答

スポーツ報知
練習を見守る楽天・池山2軍監督(右、左は大石2軍ヘッドコーチ)

 楽天の2軍は27日、イースタン・リーグの日本ハム戦(森林どり泉)が雨のため中止となり、52勝60敗7引き分けの5位で全日程を終えた。池山隆寛2軍監督(52)は、多くの若手選手が1軍での出場機会を得たことを評価しながらも、ベテランを脅かす主軸への成長を求めた。

 ◆池山監督に聞く

 ―ファームの全日程が終了。総括すると?

 「1軍に若い選手が呼ばれて経験できたことは収穫。ただ、力があって上がっていった訳ではないので、早く楽天を背負って1軍でプレーできるようになってほしい。まだまだ藤田や今江のようなベテランの力が必要。どんどん力をつけて、脅かすような存在になっていかないと。(1軍は)最大のチャンスだし、来季への自信にしてほしいな、と」

 ―この1年での成長を感じられた選手は?

 「1年目でも西巻と岩見は出場機会も多くて、西巻は打つにしても守るにしても、高卒らしからぬ姿を見せてくれた。岩見は長距離砲として長打力を秘めている。荒さというか、プロの速さとかいろんな球種に対応するのが、次のレベルアップへの課題かな」

 ―投手陣では?

 「森、安楽が1軍で活躍できていない。まだまだ。若い藤平や古川も、柱になっていけるように、森や安楽とライバル争いをしていってほしい。(右肘の手術を受けた)森原が順調に上がっていけたのはよかった」

 ―2軍期間が長かったオコエの成長は?

 「持ち味の足(右太もも裏肉離れ)をけがするのがね。体にもっと気を使えという話はした。瞬発力は桁違いだし、潜在能力は高い。バッティングはそう簡単にはいかないが、面白い存在」

野球

×