【阪神】大山の“珍”ランニングホームラン実らず逆転負け
スポーツ報知

◆阪神3―4DeNA(27日・甲子園)
阪神は、大山に珍しいランニングホームランが飛び出したが、痛い逆転負けとなった。
2点を追う5回2死一塁、左中間を襲った大山の打球は、センターの乙坂がダイビングキャッチしたかに思われた。しかし、実際はショートバウンドでフェアの判定。にもかかわらず乙坂は左手首を痛がりうずくまったまま。インプレーのため、一塁走者の糸原だけでなく、大山も生還して同点となった。
ラミレス監督はすぐにリクエストを要求したが、判定が覆ることはなかった。「インプレー中だと思ってたんで、走っただけです」と11号2ランにも大山は冷静に振り返った。
阪神は6回に梅野の適時打で一時勝ち越したが、7回に乙坂の右前適時打で同点に追いつかれると、8回に桑原がソトに勝ち越しソロを許して力尽きた。金本監督は「あした全力で勝ちに行くだけです」とあくまで前を向いた。