【阪神】大山“中前”ランニング11号!19イニングぶり得点

スポーツ報知
5回、同点となるランニングホームランを放つ大山

◆阪神3―4DeNA(27日・甲子園)

 阪神・大山が相手のミスに乗じて珍しいランニング本塁打を記録。チームに19イニングぶりの得点をもたらした。

 0―2の5回2死一塁、大山が放った打球は中堅左へ。中堅手・乙坂が飛び込んでグラブに収めたのはワンバウンドだったが、乙坂は直接捕球と思い込んだうえに、左手首を痛めたようでその場にうずくまったまま返球しなかった。その間に一塁走者の糸原に続いて、「プレーが切れていなかったので、諦めず全力で走った」という大山が生還した。

 ラミレス監督がリクエストしたが覆らず。乙坂は捕球しており、エラーもつけられないので、記録はランニング本塁打となった。阪神選手による甲子園でのランニング本塁打は1988年4月の掛布以来だ。

 乙坂は「申し訳ない。捕ったと思ったけど、ギリギリのプレーだったのでジャッジを聞いて判断しないといけなかった」と反省。ラミレス監督も「アンパイアをしっかり見てプレーしないといけなかった。それは彼のミスだったと思う」と指摘した。

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