【DeNA】東、7回0封も援護なし 菅野との投げ合い「楽しかった」

スポーツ報知
先発の東

◆巨人1x―0DeNA(28日・東京ドーム)

 新人では史上初となる、巨人戦5戦5勝をマークしていた東が、またも7回無失点の快投。だが味方の援護がなく同点のまま降板し、6連勝はならなかった。

 登板予定だった26日の阪神戦(甲子園)が雨で流れて巡ってきた今季最後のG戦。直球は140キロ台前半と本来の球威ではなかったが「菅野さんより先に点をやらない」と2回無死二、三塁をしのぐ粘投。「要所で思ったところに制球できた」と107球を振り返った。

 「7回無失点と、9回を投げ切っての無失点は違う。あれが本当のエース」と、菅野より先にマウンドを降りたことを悔しがった。それでも、絶対的エースとの投げ合いは「楽しかった」と笑顔を見せた。

 4位転落にもラミレス監督は「ノー・リグレット(後悔はない)。リーグを代表する投手の素晴らしい投げ合いだった」と穏やかな表情。「また明日から切り替えて戦う」とAクラス確保に意欲をのぞかせた。(星野 和明)

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