【中日】モヤ、ドラゴンズ愛でフェニックスL参加へ「もちろん残留したい」

スポーツ報知
フェニックス・リーグに参加すると明かした中日・モヤ

 7月に右有鉤(こう)骨を骨折してリハビリ中の、中日のスティーブン・モヤ外野手(27)が3日、ナゴヤドームを訪れ、来日2年目となる来季のチーム残留を熱望した。

 身長201センチの大男が、クリクリのアフロヘアをなでながら、「ドラゴンズ愛」を強調した。来季も中日でプレーしたいかという問いに「もちろんだよ」と親指を立てた。

 来日1年目の今季、主に代打として勝負強さを見せていた。だが7月22日のヤクルト戦(神宮)で2打席連続本塁打を放った直後の3打席目、スイングした際に右手有鉤骨を骨折。以降のシーズンを棒に振った。今季は45試合、打率3割4厘、3本塁打、16打点にとどまった。

 それでも9月上旬から打撃練習を再開。「宮崎にも行くよ。中日には(骨片の除去)手術をさせてもらい感謝している。自分の手が完治したということを強調したいんだ。あとは中日がどう見てくれるかだ」と、8日に開幕する秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」(PL)に参加すると明かした。メジャー経験のある外国人がPLに参加するのは異例。持ち前の長打力を見せつけて、残留へと猛アピールするのが狙いだ。

 今後はPLを経て、母国・ドミニカ共和国のウィンターリーグにも参戦予定。「休みはいらないのかって? けがしてから、かなり休ませてもらったからね(笑い)。それより試合に出たい気持ちの方が強いんだ」。球団もモヤに加え、いずれも今季で契約の切れるガルシア、ロドリゲス、ビシエド、アルモンテに再契約を求める方針だ。

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