【オリックス】西、FA流出阻止へ 長村本部長「シーズンが終わってから、話し合いたい」

スポーツ報知
オリックス・西

 今オフの国内フリーエージェント(FA)権行使の意思を固めたオリックスの西勇輝投手(27)について、長村裕之球団本部長(59)は3日、大阪・舞洲の2軍施設で「まだ本人から直接、意向を聞いていない。シーズンが終わってから、話し合いたい」と語った。

 西は今季最終登板だった1日の楽天戦(楽天生命)で2年ぶり5度目の2ケタ勝利を挙げた。プロ10年で74勝をマークし、投手陣の柱としてチームを支えてきた。一方で自身の可能性を試したい思いから、選択肢を広げるためにFA権行使の決断に至っていた。

 球団は西が5月にFA権を取得した段階で残留要請をした。ただ、阪神と中日がFA宣言後に獲得に乗り出す方針を固めるなど争奪戦は必至。この日、球場に姿を見せなかった右腕の周囲は騒がしくなりそうだ。

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