【中日】ガルシア、オフモードの丸刈り姿

中日のオネルキ・ガルシア投手(29)が4日、自慢の金髪モヒカンをそり上げて、スキンヘッド姿を披露した。
全体練習が行われたナゴヤドームを訪れた13勝左腕。既に「今季はもう投げない」と公言しているだけに、軽めの調整だった。だが、帽子を脱いで汗をぬぐった姿に、見守った報道陣が強烈な違和感を覚えた。「ビシエドが2人いる!」―。そう。トレードマークだったド派手な金髪モヒカンではなく、頭の形もあらわな、ほぼスキンヘッドの超短髪になっていたのだ。
「シーズンが終わったから切ったんだ。これから洗ったり手入れするのが面倒になるからね」。日本人の若手選手はシーズンオフにパーマを当てたり、明るいヘアカラーに挑戦したりと、派手めな方向に“キャラ変”しがちだが、キューバ人助っ人は、なぜか真逆のチョイスだった。
さらに「来年は肩まで伸ばしてるよ」と、広瀬すずばりのおかっぱ頭での再来日を予告(?)。そして相棒で、金髪モヒカンを維持しているジョエリー・ロドリゲス投手(26)を指さし、「アイツもあしたにはスキンヘッドさ」と髪形を追随させると明かした。
しかしロドリゲスは「俺はイヤだね」と言い切った。「あと2試合でシーズンが終わる。それから黒には戻すけど、スキンヘッドにはしないよ。だってスキンヘッドは“ブサイク”だからね。ブサイク、ブサイク!」と、「ブサイク」を日本語で連呼。いずれにせよ、なぜかガルシア同様、オフは黒髪で過ごすようだ。そんなロドリゲスは改めて「来季も中日でプレーしたい」と残留を熱望。球団も再契約を結ぶ方針だ。
ちなみに「ビシエドが2人いる!」の声に振り返ったスキンヘッドのダヤン・ビシエド内野手(29)は、長男のダヤン・ジュニア君(8)にティー打撃の特訓中。ジュニアの球児らしからぬ派手なヘアスタイルは名古屋辺りでは有名で、8月はパンクスのような赤髪モヒカン、9月はサラサラの金髪モヒカンだったが、この日はベリーショートの黒髪モヒカンに変身していた。