【楽天】内田、逆方向を「意識」初回右前適時打で同期・松井援護打も…チームは3連敗 

スポーツ報知
初回2死一、三塁、右前適時打を放った楽天・内田

◆楽天3―4日本ハム(4日・楽天生命パーク)

 楽天は4日、日本ハム戦(楽天生命)で接戦を落とし3連敗となった。「6番・一塁」でスタメン出場した内田靖人内野手(23)は、初回2死一、三塁から右前適時打。先発した同期の松井裕樹投手(22)を援護したが、逆転を許し勝利には届かなかった。

 やや詰まりながらも、コンパクトに振り切った。1点を先制した直後の初回、2死一、三塁。フルカウントから、日本ハム先発・上原の140キロ直球を逆方向へはじき返した。追加点を生む右前適時打に「(逆方向は)ちょっと意識していた。チャンスで全然打てていなかったので、よかったです」と振り返った。

 同期との好循環だ。松井が通算100セーブを達成した9月16日のロッテ戦(ZOZO)では決勝弾。約4年ぶりに先発した同27日のロッテ戦(ZOZO)では、先制3ランを運んだ。2度目の先発試合では、タイムリーで援護。相性の良さが結果に表れている。

 それでもこの日は、2打席目以降は凡退。守備でも2つの失策が記録され「練習します」と悔しさをにじませた。「全部は打てないですが、チャンスで打てるバッターになりたい」と前を向いた和製大砲。全ての経験を、来季へつなげていく。(山口 泰史)

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