【ロッテ】金沢、プロ16年目のラストゲーム「やりきった。すっきりしている」

スポーツ報知

◆ロッテ3―6西武(4日・ZOZOマリンスタジアム)

 今季限りで引退するロッテ・金沢は代打から登場し、2打数無安打1三振で16年間の現役生活の幕を閉じた。

 3点を追う6回。代打で今季初出場し、左飛に倒れた。そのままマスクをかぶり、8回1死二塁では空振り三振。「最後の打席という思いじゃなく、1軍はすごいなと思った。めっちゃ緊張した。守って、座って落ち着いた」。ベンチで井口監督から花束を受け取り、9回の守備から交代した。

 試合前には9歳の長女の始球式をマウンドのそばで見守った。「あれが一番緊張した。僕より堂々としていた」。試合後はナインによる胴上げで5度、宙を舞い、「やりきった。すっきりしている」と晴れやかな顔をのぞかせた。

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