【楽天】2年目の19歳・石原、プロ初安打&初盗塁「打ててホッとしています」

スポーツ報知
3回1死、楽天・石原(左)は、プロ初安打を放ち、塩川コーチと拳を突き合わせた

◆楽天1―2ロッテ(5日・楽天生命パーク)

 楽天は5日、ロッテ戦(楽天生命)で追い上げ及ばず4連敗。今季の最下位が確定した。「9番・捕手」でスタメン出場したプロ2年目の石原彪捕手(19)は、3回の第1打席でプロ初安打となる左前安打。その後、プロ初盗塁となる二盗も決めると、守っても初回に中村の二盗を刺すなど、走攻守に持ち味を発揮した。

 高め直球を豪快に振り抜いた。3回1死、走者なしで打席に入ると、ロッテ先発・岩下の144キロをとらえた。プロ初安打となる左前打に「2年目に1本出しておきたいと思ってた。打ててホッとしています」と笑った。

 初安打の後には172センチ、96キロの巨体で二盗も決め「短距離、1本だけなら自信があります」とニヤリ。守備では初回、無死一塁から盗塁王を争う中村がスタートを切ったが、セカンドへの完璧な送球で刺し「警戒していて、慌てずにしっかり投げられたのがよかった」とうなずいて見せた。

 この日、来季の監督就任が決まった平石洋介監督代行(38)は、プロ1年目だった昨季の2軍監督。「1年目は2軍監督で教わることも多かった。平石監督の期待に応えられるようなプレーを、どんどん出していきたい」。グラウンドで個性を発揮し、1軍定着を目指していく。(山口 泰史)

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