【楽天】小谷野を来季新コーチに招聘…同じ“松坂世代”の平石新監督支える

2018年10月7日3時30分  スポーツ報知
  • 5日の引退セレモニーで福良監督(右)から花束を受け取る小谷野

 最下位からの再建を進める楽天が、来季の新コーチに今季限りで現役を引退するオリックス・小谷野栄一内野手(37)の招聘(しょうへい)に動いていることが6日、分かった。

 小谷野は日本ハム、オリックスで16年間プレー。06年にはパニック障害を発症しながらもグラウンドに立ち続けた。勝負強い打撃を武器に10年には打点王に輝き、ベストナイン1度、ゴールデン・グラブ賞も3度獲得。攻守にわたって評価が高く、現役時は若手にも親身になってアドバイスを送るなど、慕う選手が多く人望も厚かった。

 来季の監督が決まった平石監督代行の名参謀としての期待も高い。小谷野と平石新監督は同じ1980年生まれの松坂世代。3年時のセンバツ(98年)の2回戦で対戦した経験もあり、プライベートでも親交を持つ。21世紀初の30代監督とあって、経験不足を指摘する声もあるが、指揮官と気軽に相談に乗ることもできるパートナーとして、心強い存在になることは間違いない。

 5日に池山2軍監督や与田2軍投手コーチら8人のコーチと来季の契約を結ばないことを発表。石井GMも5日に平石新監督を発表した際に「結果を出すには僕とか球団の方がしっかりとある程度、戦えるものをそろえて、体制を作ってから思い切った手腕を発揮してもらいたい」と指揮官のサポート体制の整備を約束。来季へのコーチ人事に着手している。

 異例無縁チームに 楽天一筋14年の平石新監督に、16年間ライバルとして戦ってきた小谷野の視点が加わることへの期待は大きい。引退後すぐに現役時代は無縁のチームに入閣となれば異例だが、楽天に新たな風を吹かせることになりそうだ。

 ◆小谷野 栄一(こやの・えいいち)1980年10月10日、東京生まれ。37歳。創価高、創価大を経て2002年ドラフト5巡目で日本ハムに入団。15年からはFA移籍したオリックスでプレー。通算成績は1394試合で打率2割6分4厘、71本塁打、566打点。177センチ、88キロ。右投右打。既婚。

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