【巨人】山口鉄「育ててもらった」原点のＧ球場で１軍ナインに引退あいさつ

　今季限りでの現役引退を発表した巨人の山口鉄也投手（３４）が７日、ジャイアンツ球場を訪れ、１軍選手に引退の報告を行った。

　スーツ姿で訪れた山口鉄は全体練習前、外野の芝生での円陣で選手、コーチ、スタッフに引退を報告した。５日の引退会見では杉内俊哉さん、村田修一さん、内海、長野、坂本勇、沢村、菅野、宮国がサプライズで訪れて花束を贈られたが、改めてこの日、チーム全体に感謝の言葉を述べた。

　プロ野球史上初の９年連続６０登板、史上初の２５０ホールドなど、数々の偉業を成し遂げた。ジャイアンツ球場は巨人の入団テストを受けて入団した育成選手時代など、思い出が詰まった原点と言える場所。

　「引退会見の時にもたくさんのチームメートが来てくれて少し話す時間はあったのですが、自分はこのグラウンドで育ててもらったので、最後にこのグラウンドであいさつできて良かったです」と振り返った。