【阪神】3番手・桑原が岡本に痛恨被弾「チームに申し訳ない」

スポーツ報知
7回の2失点後、力なくベンチへ戻る阪神・桑原

◆阪神4―9巨人(9日・甲子園)

 阪神・桑原謙太朗投手(32)が同点の7回、岡本に左中間席に運ばれる勝ち越しの32号ソロを浴びるなど2失点。3敗目を喫した。

 今季はチーム最多の61試合に登板。31ホールドはリーグ3位で、藤川、能見とともに勝ちパターンの一角を担ってきた右腕は「野手の方が同点に追いついてくれたんで・・・。チームに申し訳ない」と言葉を絞り出した。

 2点差を追いかける6回に大山の適時二塁打と相手のミスで追いついただけに、何とか防ぎたかった1点。5試合ぶりの失点が命取りになり「明日また頑張ります」と表情は変えずクラブハウスへ進んだ。

 宿敵・巨人のクライマックス・シリーズ(CS)進出をかけた一番で16安打9失点と虎投手陣が崩壊。これで甲子園では今季20勝39敗2分となり、地元での借金は19にふくれあがった。ホーム最終戦となる10日のDeNA戦での勝利を目指し、プロ13年目のベテラン岩田が先発する。

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