【中日】144キロ左腕、大阪桐蔭・横川も指名検討 1位公表・根尾とダブル獲りへ

スポーツ報知
大阪桐蔭・横川凱

 中日が25日のドラフト会議で大阪桐蔭・横川凱投手(3年)の指名を検討していることが10日、分かった。チームメートの根尾昂内野手(3年)の1位指名を公表しており、同一高校から複数指名となれば、中日では、1986年の享栄(1位・近藤真一、5位・長谷部裕)以来となる。

 横川は、ドラ1候補右腕の柿木の控えだったが、190センチの長身から投げ下ろす最速144キロ左腕。米村チーフスカウトが「今年はドラフト候補の左腕が少ない中で、潜在能力の高さが際立つ」と高評価するなど“山本昌2世”ともいえる逸材だ。3位以降での指名を検討しており、根尾とのダブル獲得を狙う。

 また、山梨学院・垣越建伸投手(3年)の上位指名も検討している。こちらも、恋人・根尾とのつながりが強く、飛騨高山ボーイズ時代の僚友。2年夏と3年夏の甲子園に出場し、ともに初戦で敗退したが、最速146キロの本格派左腕。元エースの川上憲伸と同じ「ケンシン」の名も竜党の注目を集めそうだ。

 ◆横川 凱(よこがわ・かい)2000年8月30日、滋賀・米原市生まれ。18歳。柏原小2年から野球を始め、大東中時代は「湖北ボーイズ」。ボーイズリーグ選抜「NOMO JAPAN」入り。大阪桐蔭で1年秋からベンチ入り。甲子園では17年春、18年春夏の計4試合登板。190センチ、85キロ。左投左打。家族は両親と姉。

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