【西武】山川&森ら最多6人代表選出“御礼弾” 山川「まずはCSです」

スポーツ報知
4回にソロを放った後にポーズを決める西武の山川(カメラ・小林 圭太)

◆フェニックス・リーグ 西武6―0中日(10日・アイビー)

 西武の山川穂高内野手(26)と森友哉捕手(23)の13年ドラフト同期コンビが10日、宮崎フェニックス・リーグの中日戦(アイビー)で侍ジャパントップチーム初選出の“御礼弾”を放った。

 まずは森だ。2回先頭で山川が中前安打で出塁すると、続く森が右中間へ先制の2ランをかっ飛ばした。豪快なアーチを放ったが、「今日は特に、いいっすから」と話すにとどめ照れ笑いを浮かべた。勢いは止まらず5回にも右前へ2点適時打を放ち、この日4打点と大暴れした。

 山川は2点リードの4回に左翼へソロを放ち、たたみかけた。6日にシーズンを終えてから初めて実戦の打席に立ったが「実戦感覚は離れていなかった。ホームランが出たのはよかった」と納得した表情を浮かべた。5回にも適時打を放つなど、こちらも同期の年下に負けじと4打数3安打2打点。チームの全6得点を2人でもぎ取った。

 この日は、「2018日米野球」に出場する侍ジャパンの代表発表があり、西武からは山川、森ら最多の6人が選出された。山川は「全部が終わってから(代表のことは)考えたい。まずはCSです」と17日から始まるCS最終Sに向け気合十分だ。“獅子おどし打線”の中心に座るコンビが、CS、日本代表の大舞台でも自慢のフルスイングを見せつける。(小林 圭太)

野球

×