【中日】ロドリゲスが帰国の途 メジャーの調査なんの「来季も中日でプレー」

スポーツ報知
帰国の途に就いたロドリゲス

 中日のジョエリー・ロドリゲス投手(26)が14日、中部空港発の航空機で帰国の途に就いた。

 今年7月に緊急補強で来日した。来季の残留を熱望しており、球団も「契約は詰めの段階」と明言。中日で2年目のシーズンを迎える見込みだ。シーズン中には複数のメジャー球団が視察に訪れ、獲得も視野に入れた調査を行っていた。「周囲はそう言ってるみたいだけど、僕は分からないよ。中日は僕を受け入れてくれたし、居心地が良かった。メジャーより日本球界、中日が好き。来季もプレーしたい。食事もドミニカ料理より日本食が好きになったよ」と、ドラゴンズ愛を強調した。

 9月1日からシーズン終了までの23試合のうち、実に18試合で登板。同月15日の広島戦(マツダ)から3日連続イニングまたぎの酷使にも耐えた。「これ以上投げたら僕の左腕がピューッって飛んでいっちゃうよ!」と、「マジンガーZ」のロケットパンチのようなしぐさでボヤくこともあった。「さすがにちょっと休むよ。ニューヨークに数日滞在してから、ドミニカ共和国に戻るつもりさ」と、しばらくガールフレンドと骨休みするという。

 日本で気に入ったものは、カツ丼と「J・ロッド」というニックネーム。「チームメートもそう呼んでくれるんだ。“J ROD”って鉄道のJRみたいでカッコいいだろ」。カッコいいかどうかは別にして、ファンにも「J・ロッド」と呼んでほしいと願った。

 順調に契約を終えれば、来年1月下旬に再来日の予定。「中日の春季キャンプはとにかく走らされると、ガルシアから聞いている。しっかり走り込めるように準備したい。そして7回でも8回でも9回でも、起用された場面で自分の投球ができるようにしたい。あと来年は、また金髪にしてから来るよ。“サイヤジン”(漫画「ドラゴンボール」に登場する人種)みたいにね」。J・ロッドは来季も“酷使”上等だ。

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