【日本ハム】1勝1敗で最終戦に臨む栗山監督 「今日取れば流れが大きく変わると信じていった」

スポーツ報知
ソフトバンクに勝利して、タッチを交わす栗山監督

 ◆2018 パーソル クライマックスシリーズ パ ソフトバンク2ー4日本ハム(14日・ヤフオクドーム)

 日本ハムの栗山監督が第1ステージ突破がかかる最終戦に向け、力を込めた。先発・マルティネスが7回2失点と好投。8回に集中打で勝ち越し、1勝1敗の五分に戻した試合を振り返った。

 厳しい試合をものにした。初戦を落として負けられない第2戦。ソロ本塁打で先制しながらも、終盤に追いつかれる厳しい展開だった。8回2死から1番・西川、2番・大田、3番・近藤の3連続二塁打で2点を勝ち越し、逆王手に成功。指揮官は「(西川)遥輝、(大田)泰示、コンちゃん(近藤)っていいバッターをつなげているつもり。本能というか本質的なものが、追い込まれれば追い込まれるほど出る」と待ち望んだ上位打線の覚醒に手応えを口にした。

 勝負は第3戦に持ち込まれた。「今日取れば流れが大きく変わると信じていったから。ただ取ってみれば大きく流れが変わっているわけではなくて、相手も強いですし。うちの若い選手たちがもう1試合こういう試合をできることに意味がある。(第3戦を)取ればもっともっとこういうゲームができる」と天王山を見据えた。

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