【阪神】就任要請受諾の矢野新監督「逃げてやらない後悔より、やりきってから」

スポーツ報知
大勢の報道陣が待ち受ける会見場に姿を現し、1軍監督受諾を表明した矢野2軍監督(カメラ・馬場秀則)

 阪神・矢野燿大2軍監督(49)が来季1軍監督に就任することが15日、決まった。

 この日午後、西宮市内の球団事務所を訪れ、就任要請の受諾の意志を伝えた。「色々考える時間はありましたけど、タイガースの監督をやらせていただくことになりました。本当に悩んだんですけど、逃げてやらない後悔より、やりきってからという風に思った」と明かした。

 今季17年ぶりの最下位に沈んだ阪神は、来季続投が既定路線だった金本知憲監督(50)が11日に電撃辞任を表明した。球団は矢野2軍監督を後任に一本化し、シーズンが終了した13日、揚塩健治球団社長(57)が、宮崎でのフェニックス・リーグに参加中だった矢野2軍監督の元を訪れ、正式に就任をオファー。しかし、態度を保留していた。

 14日には「家族と相談したい」との理由で、宮崎から緊急帰阪。自宅に戻った後、球団事務所で揚塩球団社長と2度目の会談に臨んだ。その後取材に応じ、15日に結論を出すことを明かしていた。交渉役を務めてきた揚塩球団社長も「ホッとしている」と胸をなで下ろした。

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